iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使ったパーキンソン病治療研究のニュース
iPS細胞(induced pluripotent stem cells 人工多能性幹細胞)は京都大学の山中教授らのグループにより世界で初めて作られた体細胞から作られたES細胞(Embryonic Stem cells 胚性幹細胞)に似た分化万能性をもつ細胞です。
ちょっと前にニュースでも話題になりました。
米マサチューセッツ工科大学の研究チームの発表によると、このiPS細胞を使って、ラットのパーキンソン病の症状が大幅に改善したそうです。
具体的には、iPS細胞から分化させた神経細胞をパーキンソン病のラットに移植したことにより『再プログラムされた幹細胞』が欠損・異常のある神経細胞の代わりとなることを実証。
分化万能性をもつ細胞はあらゆる組織や臓器に分化させることが可能と考えられていて再生医療などでの活用に注意目が集まっています。
いままでは分化万能性をもつ細胞の代表はES細胞でしたが、ES細胞は受精卵からしか作ることが出来なくて倫理・宗教上の問題がありましたが、iPS細胞は体細胞から作れるのでこの問題を解決できます。
科学技術の進歩により、助かる患者さんが増えることは嬉しいですね。
このような新しい治療法は実際に治療に使用できるまでには長い時間が掛かりますし、途中で副作用等により使用出来ないことも多くあります。
しかし、いまは治療法がない病気も多くありますが、このような病にかかっている患者さんには大きな希望となるのではないでしょうか??


