ノルウェーの首都オスロを拠点とする科学者Karl Ludvig Reichelt氏はカゼインなど特定のタンパク質の分解が代謝障害により困難になると、ADHDなどの精神機能障害を引き起こす可能性があるという説を唱えている。
1996年から1997年の1年間に、ノルウェーのスタバンゲルで23人に対して実施された牛乳を飲まない食事療法の結果、
なんと22人に改善効果が認められたそうだ。
被験者の数が23人と少ないが、22人の効果は約96%であるから、高い改善効果が期待される。
ただし、改善効果の内容(程度)は不明なため詳細な結果を精査する必要がある。
多くの被験者がこの食事療法を止める中、なんと8年間も乳製品を完全に摂取しない食事療法を継続した被験者が8名いたそうだ。
この8名は、この食事療法を中止した他の被験者と比べ大きな違いが出たそうだ。
やはり、継続する事が大事なようだ。
ノルウェーでは、ADHDの子ども数百人が牛乳を摂取しない食事療法を実施しているようだが、医師がこの食事療法を両親に伝えていないケースが多くあるそうだ。
食事療法を知らない子供たちは薬物療法などをおこなっている。
また、かなり調べなければこの食事療法に関する情報を得ることが難しいようだ。
医師が、有益な情報を患者に対して提供したいのは持ってのほかだが、このような情報が広く公開され共有される仕組みを作ることも大事だと思われる。
医師のせいにしても患者は救われないのだから・・・。
ただし、あまり効果がない(詐欺まがいの)民間療法と区別するために、権威のある機関・団体が正確な情報を提供する必要がある。
最終的にどの治療を選択するかは患者やその家族に委ねられる必要があり、少なくとも選択可能は情報をしっかり提供する仕組みが期待される。
悩みを多く抱えている患者や家族のみなさんが少しでも選択が出来る環境が必要だと感じる。
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